やぁろぐ

ジャニーズゴトいろいろ

太陽のかわりに音楽を。

オールナイトニッポン50周年記念舞台
太陽のかわりに音楽を。



カンパニーの皆様
全15公演お疲れ様でした!!






計画的に休みを取りまくって、行ける限り観劇して感激した←、ド新規宮近ファン(担当というのはおこがましいのであえてファン)の感想をつらつらと。

 

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宮近くんが演じたのは、ネット配信から有名になってメジャーデビューしたミュージシャンのトロイ。ちなみにバンドマンとして歌ってるシーンはありませんが、ビジュアルがとってもバンドマン。かっこいい。いつもかっこいいけど←

本人がインタビューで『トロイの人見知りなところが自分と似てる』と言っていたけど、個人的には何事にもまっすぐなところもとっても宮近くんだったなあと思う。
もちろん脚本も演出も宮近くんありきでトロイの役柄を作っていったんだとは思うけど、宮近くんのいいところを全部出してくれる素敵な役柄だった。
そして宮近くんの舌足らずで緊張すると早口になりやすい滑舌が心配だったけど、全然気にならなかった。むしろ聞き取りやすいし演技も自然。抑揚も多かったけど表情の演技がどんどん上手になっていって、がっつりお芝居の舞台が初めてとは思えなかった。すっごい努力したんだろうなあ。

物語のテンポもよくて、場面の転換には歌やダンスやライトの色で表現してたり、飽きさせない工夫がとにかくたくさん!
ラジオのお話だからか、舞台の冒頭だけは真っ暗な状態で、糸居さん(別所さん)のナレーションから始まるのもまたすっごく良かった。
宮近くんのナレーション→ダンスで場面転換するところがほんの10秒くらいあるんだけど、毎回『ひゃああああかっこいいいいもっと踊ってるところ見たい!!』って毎回叫びそうになったのはわたしだけではないはず。寸止めたまらん。中毒性ある。わしゃドMか😂

物語の大枠は、宮近くん演じるトロイが2017年から1967年にタイムリープするお話。だけどそのあいだに1977年やほかの年代にもタイムリープしちゃうんだけど、"プロデューサーになった1977年の三雲(高田くん)は、1967年に出会ったトロイがタイムリープしてきたことをわかってて喋ってるんじゃないか"と思わせるようなセリフや、糸居さんは『なんで最初からトロイの分までキューシートを用意出来ていたんだろう』とか。もしかしたら、トロイをタイムリープさせたのは糸居さんなのではないか?とか。いやそもそもこのお話自体トロイの夢の中での話なんじゃないか?とか。

本当に何通りも考えられる。だから何回観ても飽きなかった。

観客にも色々な含みを持たせる、でも話がわからないとか煮え切らないとは思わない、絶妙な感じ。たまらない。今まで色々舞台は観たけど、こんな舞台なかなかない。
色々な見方ができて毎回いろいろ考えながら観劇できたからこそ、毎回違う舞台を観ているようでワクワクした。

千秋楽のカテコで小松さんが『たくさん稽古をしても完成型にはならなくて。舞台に立ってお客さんとエネルギーの交換をしてようやく完成します。何回も観に来てくれた人はわかると思うけど、毎回違う作品になりました』と仰っていて、まさにそれだなと。同じ舞台を観に来てるはずなのに毎回違う想いが生まれる。客席の反応でアドリブの塩梅を変えてるであろう小松さんの言葉でそんな気持ちが昇華された。

っていうくらい物語の中にはアドリブもいい具合に盛り込まれてて。
演出のノゾエさんがキャストの伸びしろを見越して作ってくれたであろう余白に見事にハマってる感じ。小松さん演じる倉本ディレクターには毎回笑った。笑えるんだけど、物語の邪魔をしない。すっごい絶妙!あーいうスチャラカ社員って今でもいるんだろうなあって想像しちゃう!
最初の頃の宮近くんは小松さんのアドリブに耐えきれず笑っちゃうことも多くて客席から『ひゃーーーっ♡』って声出そうなくらいげろかわで(あそこにいる宮近担みんなそうだったと思う)、最初は本人も役から抜けちゃうこともあったように見えたんだけど、中盤以降はちゃんと場を読んで、ノるところとそうじゃないところ(お客さんが笑っててもトロイ役として笑っちゃいけないところ)をしっかり見極めていて、かつ自分でも倉本ディレクターにチョコ食べさせるくだりでちょっと対抗してみたり、宮近くんのアドリブ力も上達したように見えたなあ。(何様)


伝説のパーソナリティ糸居志郎を演じた別所さんもところどころアドリブ挟んできてたけど、別所さんの場合は飽きさせない工夫というか。セリフとかよりも仕草とか立ち位置が毎回微妙に違って。とくに小松さんのアドリブを更に引き立てるようなこれまた絶妙な感じ。
別所さんのダンス好きだった(笑)


高田くん演じるミックモロゾフプリン(三雲くん)はそんなアドリブにもほぼ動じなかった!安定感。最後まで東大在学中の童貞男子感が半端なかった(笑)高田くんにも踊らせようとシーンを盛り込む演出家さんもすごいし、踊っても童貞男子感半端ないミックモロゾフプリンのままな高田くんはさすがすぎた。
謎かけは自作ではなく言わされてたんだと思うんだけど、メーター振り切った下ネタを言わされてる高田くん推せたし千秋楽のカテコ挨拶の冒頭で突然『乳頭とかけまして~』と切り出した高田くんはもっと推せたwww



他のキャストさんもそれぞれ役柄に見事にハマっていて。誰かが言い回しを間違えたりすると、次にセリフを言う人がそれに合わせて言い回しをかえてきたり、阿吽の呼吸。いつでも1967年のニッポン放送の世界に入り込める雰囲気だった。1967年のいちリスナーとしてあの舞台を観てた(聴いてた)気がする。

 



カーテンコールは毎回かわいいかわいいいつもの"ちゃかちゃん"。
トラジャでMCまわしてるのが信じられないくらい最年少感ハンパなかった。
『さっきの眼光鋭いトロイくんはどこ行ったの?』ってくらい噛み噛みで、宮近くんが喋るたびにキャストさんも爆笑してて毎回宮近ワールド(笑)『寒波』と言いたいのを『さんぱ!』とかいきなり言い出したり、『グッズ』という言葉が出てこなくて『あれなんだっけ?』と隣の小松さんに対して友達かのように問いかけたりwww
千秋楽は最年少のくせに全キャストを指して『ぼくらも精進します!』って言ったりwwお前が言うな!!!と客席から心の声が漏れる前に小松さんが突っ込んでくれたwww

ねえトラジャの大黒柱!!!ってなったけど、キャストさんみんな目尻下げて許してたからいいや♡←甘い
考えは大人なのにそれを伝える言い回しが下手くそすぎる宮近くん...もう...かわいい...(笑)

カテコは毎回本当に宮近くんの愛されキャラが垣間見えて、別所さんには『可愛らしいでしょう~♡』と抱きしめられたり、小松さんには『下手くそ!!!!!』『いつになったら(喋り)上手くなるの?!』とツッコまれつつも『愛くるしいなあ!おい♡』と肩を抱かれたり、他のキャストの皆さんも毎回頑張って喋ってる宮近くんを微笑まし~い感じで見ていて。
千秋楽の最後の挨拶も別所さんが宮近くんに振ってくれて、宮近くんがホントにキャストの皆さんに愛されてるんだなあって感じたなあ。

 

 


どこに行っても愛される宮近くん。

そんな宮近くんのファンになれてとてもしあわせです。(しつこいようですが、まだ、担当とは言いません←)

 

宮近くんが12/12公演のカテコで『"太陽のかわりに音楽を。"っていう名前の通り、キャストの皆さんもスタッフさんもお客さんもみんな暖かくて、太陽みたいな舞台です』っていつもの口調でのほほんと喋ってたんだけど、それを屈託のない笑顔で言っているあなたが太陽のようにキラキラ輝いてたよ。

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初の外部舞台、しかも得意のダンスをほぼ封印してお芝居メイン。
始まるまでは、こんなにハマると思ってなかったし『宮近くん目当て』で行くと決めた舞台だったけど、どんどん物語にのめり込んで行った。

そしてその物語の中心、舞台の中心にいるトロイを演じる宮近くんは本当に輝いていて素敵だった。

千秋楽カテコでの『終わっちゃったなぁ~っていう感じですね。』っていう言葉は、やりきった感と淋しさが相まって出てきた言葉だったのかな。でもそこで感極まらずニコニコ笑顔で話し続けるのが宮近くんらしかった。本当に太陽だった。

 

 


2017.12.7-12.17
太陽のかわりに音楽を。

 

素敵な空間を
ありがとうございました!!!!!!